看護師の英語力を表現するのに、分りやすく資格を持っていると就職や転職の際に便利です。いくつかある英語検定の中でも、医療英語に特化した検定があります。日本医学英語教育学会主催の「日本医学英語検定試験」というもので、医学や医療の現場において実用的な英語の検定です。基礎的な医学英語運用能力を持っているレベルの4級から、医学英語教育が出来るエキスパート級の1級までの4等級あります。他にも医療スタッフの英語のスキルアップを目的とした「国際医療英語認定試験」というものもあります。一般財団法人グローバルヘルスケア財団が主催していて、合否判定の検定試験ではなく、特典を獲得する認定試験となります。
難易度の高い試験では、医療従事者向けの英語力判定テストである「OET」という資格で、オーストラリアやニュージーランドにイギリスなどでも認知されている資格になります。国際通用姓の高いものでは世界各国の気管で採用されている「IELTS」です。看護に特化した英語検定ではないですが、世界に通用する英語力検定です。国際コミュニケーション英語能力テストでお馴染みの「TOEIC」も、自分の英語能力を測定するのに有効です。クリニックの中でも「TOEIC」のスコアによって特別手当が付くこともあります。スコアを持っているだけでもメリットになります。医療英語を覚えることで、看護師としても自信もつき、職場の幅も広がります。英語の勉強のきっかけに、検定を受けるのもいいですね。